人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2023-09-25

【報告】主催:マンスリー/ファミリーネイチャーゲーム

活動報告

9月テーマ 「五感をフルに活用して自然を感じよう」

 暦は「秋分」。暦通りに、秋の空が広がり、澄んだ空気に包まれ、由加の森が夏から秋へ季節が一歩進んだように感じる日となりました。森から聞こえる音は秋の虫の音に変わり、静かな雰囲気の森に変わってきました。

 今回は、ネイチャーゲームらしい活動を行いました。五感の全てを意識して使い、自然を感じてみようと活動しました。11家族32名の参加者が森の仲間となって、家族と友だちと自然を分かち合うことができました。

 まずは「嗅覚」アクティビティ。用意したさまざまな葉っぱの香りから、何の葉っぱかを当てるクイズをしました。そして本番。「香りの小箱」に入っている自然の香りを、自分の嗅覚を頼りに探し当てに出かけました。どの人もさまざまな香りを嗅ぎ分けて見つけようと一所懸命に探し回りました。

次は「視覚」アクティビティ。リーダーが見つけた物と同じ物を探してくる「同じ物を見つけよう」を行いました。家族単位で、みんなの広場をすみからすみまで、あれでもないこれでもないと家族で話し合いながら探す姿が微笑ましかったです。

 そして次は「触覚」アクティビティ。手触りビンゴカードで、手触りに特化したものをみんなで探してきます。あちこち触りながら、感触を確かめている親子の姿はみんな笑顔でとても楽しそうでした。

 休憩中の「味覚」タイムで、「旬をいただこう」コーナーを行い、本日の旬として「シャインマスカット」をいただきました。少しずつでしたが、みんな口に入れた瞬間に笑顔になる、これまた素敵な瞬間です。

 最後は「聴覚」アクティビティ。春のバードウォッチングの時にも実施した「サウンドマップ」を森の広場で行いました。今日は、秋の虫や風の音、時にはドングリの落ちる音なども聞こえ、それを絵に表しました。ほんの少しですが、自然の音に耳を澄ますだけで、ほっとできるような気がしました。ツクツクボウシの鳴き声も聞こえ、夏の名残も感じることができました。

 今回は、一つ一つのアクティビティを、一つの感覚を研ぎ澄ませて自然を感じてみました。少し意識するだけで、自然の見方やとらえ方、感じ方が変わるような気がします。参加された方はどんな気付きがあったでしょうか。日常生活の中で、何か生かせることができたらいいですね。

 このように、今年度のファミリーネイチャーゲームは、季節に応じた自然と向き合い、さまざまなアクティビティを体験し、感性豊かになる心地よい活動を行っています。10月は秋を本格的に楽しみたいと思っています。

参加者随時募集中です!

毎週行われていますマンスリープログラムは、随時参加者を募集しております。
主催プログラムページより、お申し込みください。
マンスリープログラムに関するお問い合わせは
倉敷市自然の家事務所(086-477-5010)まで

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