人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2025-09-26

【報告】主催:マンスリープレーパーク(9月)

9月20日に開催したプレーパークには、14家族50名の方が参加し、ボランティアリーダー5名も駆けつけてくれました。受付を済ませるとすぐに、それぞれが好きな遊びに向かって動き出し、会場はにぎやかな雰囲気に包まれました。

焚き火コーナーでは、火おこしに挑戦する姿が目立ちました。ファイヤースターターやうちわを使いながら、試行錯誤して火を大きくしていく様子が印象的でした。炎が安定すると周りに人が集まり、火を囲みながらおやつを焼いたり、ただ眺めたりして、それぞれの楽しみ方をしていました。

水場では午前中から水遊びをする子が多く、バケツで水を汲んで掛け合ったり、小さな流れを作ったりしながら夢中で遊んでいました。木工やブロック遊びも人気で、釘を打ったり形を工夫したりと、子どもたちはじっくり時間をかけて作品づくりをしていました。作ったものを見せ合い、そこから新しい発想が広がる場面もありました。

この日は「ドラム缶風呂をやるんだ」と話しながら来てくれた家族もいて、水を運ぶ人、薪を割る人、火をたく人と自然に役割分担が生まれました。完成したお風呂にみんな次々と入り、温かいお風呂に浸かっている表情はとても満足そうでした。準備から片付けまでを一緒に行うことで、ただ入るだけでなく「みんなでつくったからこその楽しさ」を味わう時間になっていました。

プレーパークの魅力は、同じ場所にいながらも遊び方が一人ひとり違うことです。自由に遊ぶなかで自然と人との関わりが生まれ、初めて会った子同士が一緒に遊び始める場面や、親子でじっくり取り組む姿も見られました。保護者からは「普段の生活ではできない体験ができた」という声も寄せられ、家庭では味わえない時間になったことを実感しました。

次回のプレーパークは10月18日に開催予定です。秋が深まり、落ち葉や木の実を使った遊びが広がる季節です。次はどんな遊びが生まれるのか、スタッフ一同楽しみにしています。

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