マンスリー:ファミリーネイチャーゲーム7月のご報告
活動報告
7月テーマ:夏の色と光と暑さを感じよう
暦は「大暑」。梅雨明け10日といわれる、お日様がギラギラと照りつける頃です。由加の森にも蝉時雨が鳴り響くようになりました。ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシまで。そのうちに、クマゼミの大合唱が始まります。そんな夏の音を聞きながらの活動でした。
今回は、ネイチャーゲームを通して、夏の色や光、それと温度を感じられるようにしました。活動をして、この先の変化に気がついていくことができたらうれしいです。参加者は30名を超える申込みでしたが、急遽不参加の方が相次ぎ、4家族11名の少人数でのんびりと自然を分かち合うことができました。
まずはホールで自己紹介をして、動物パズルで遊んでから、色の本の読み聞かせをしました。そこで日本の色について知り、色紙の「わかくさいろ」を自然の中から探してきました。なかなかぴったりの色が見つかりません。その後、「夏の和の色さがし」カードを使って、9つの夏色を探しながら散策しました。今日のラッキーカラーは「露草(つゆくさ)色」と「山梔子(くちなし)色」です。露草の花が見つかりましたが花の色は「瑠璃色」で、露草色は難しかったです。それと、くちなし色は花が終わってしおれる頃のくちなしの花の色なので、その見極めが難しかったですね。そんな風に難しい課題でしたが、大人も子どももこだわりをもって、時間をかけて色さがしができました。
次は、その葉っぱなどを光に透かし、美しさを感じたいと思い、「落ち葉の窓」を実施し、葉っぱのステンドグラス作りを行いました。森の中からいろいろな色の葉を拾ってきて、カードに貼っていきました。集めてくる葉も貼り方、重ね方も人それぞれの個性があって、すごく楽しく、またどれも美しいカードが完成しました。太陽の光を透かすと本当にうっとりするくらいのものでした。
お楽しみの今日の「旬をいただこう」は、「夏といえばスイカ」ですね。少しずつですが、外で豪快に食べるスイカはおいしく、思い切りかぶりついていました。
最後の活動は、地面の温度の違いを感じた後、「万華鏡づくり」をしました。光を感じ、自然のものの美しさを感じるためのものです。葉っぱや花などを小さくして光を透かすと、どんな風に見えるでしょう。興味津々で万華鏡を作り、いろいろなものを閉じ込めてみました。美しい模様が目の前に広がりました。どの人も、今、このときしか作り出されない模様を見ながら、自然の美しさを感じ取ることができたのではないかと思います。
今日のアクティビティは、「動物パズル」、「森の色合わせ」、「落ち葉の窓」と「森の万華鏡」でした。暑い日でしたが、その暑さを感じながらもゆったりと色や光を感じて、自然とふれあうことができました。
今年度のファミリーネイチャーゲームは、季節に応じた自然と向き合い、さまざまなアクティビティを体験し、感性豊かになる心地よい活動を行っていきます。8月はお休みですが、9月には涼しくなった森で、楽しい体験ができるように準備しています。
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