【報告】主催:教員のための自然体験(7月)

夏休み中の猛暑の中、4名の方が参加され、熱心に体験しました。子どもたちの「山の学習」のために自ら体験しようとした方も、自然の中で体験活動をしようとした方も、それぞれがしっかりめあてをもって取り組みました。
少人数なので、それぞれが何を体験したいのかを希望を聞いてプログラムを立ててからスタートしました。今日、実施したことは、「自然採火」「ウォークラリー」「ネイチャーゲーム」「暗夜行路」です。一部の体験だけでしたが、それぞれのねらいやよさを感じ取り、子どもたちの視点に立って考えながら活動できたようです。



自然の中で五感を使うことの大切さを感じるだけでなく、ペアやグループで活動することで、思いや気付きを共有することのすばらしさを感じることができたことが成果だろうと思います。
ぜひ、今後の教育活動に活かしてほしいと思います。
次回は、2学期直前の8月22日(金)に実施しますが、2学期の目標を自然の中でじっくり設定するためにも非日常の世界を感じてみませんか?




参加者の感想
〇いつも忙しくしている中、足を止めたり、葉を匂ったり、セミの声に耳を傾けたりすることで気持ちが落ち着きました。自然を楽しみながら協力することや目標に向かう姿勢を学べる点で、ウォークラリーや暗夜行路は意味のあるものだと感じました。
〇特に感じたことは、見ることと実際にすることは全く違うことです。採火は、火起こし、息ふきなど、簡単そうに見えるけど、難しく、うまくできませんでした。それに、暗夜行路では目かくしして知らない山道を歩くことの恐怖を感じました。
〇日頃、家や職員室では経験できない貴重な時間でした。今まで、児童にしてきた声かけも、自分自身で体験してみると、そのときの気持ちも分かり、変わってくるように思いました。また、体験していることで伝えられることも増えると思いました。暑い中の活動でありましたが、初対面の人とも協力できたことはとてもよい経験になりました。
〇山学に活かせるポイントを学ぶことができた。学年団で相談し、意味のある活動にするために、 チーム編成、的確な説明や声かけなど意識していきたい。
