人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2025-12-04

【報告】主催:マンスリープレーパーク(11月)

11月15日に開催したプレーパークには、10家族36名の方が参加してくださいました。森の木々も少しずつ葉を落としはじめ、足元には色とりどりの落ち葉や木の実が散らばっていました。

この日は、いつものように木工クラフトや火おこしに取り組む姿が見られました。リーダーと一緒に木を削ったり、思い思いの形をつくったりするこどもたち。焚き火では、枝をくべながらじっと炎を見つめるこどもや、火のそばで温まる親子の 姿もありました。

 今月のテーマは「みんなで鍋を囲もう」。11時ごろから料理の準備がはじまりました。具材を洗ったり、切ったりする作業を自然と分担しながら、みんなで協力して作業を進めました。ひとつは薪ストーブの上で、もうひとつは焚き火の上に網をかけて鍋を置き、ぐつぐつと煮込んでいきます。大きな鍋にたっぷりの野菜や具材が入り、「まだかな」と様子を見に来る姿がありました。

できあがった鍋を囲み、みんなで一緒に昼食の時間をとりました。普段はそれぞれのタイミングで昼食をとるスタイルですが、この日は自然と人が集まり、焚き火を囲みながら一緒に食卓を囲むような温かい時間になりました。いつもはあまり話す機会のない家族同士が会話を交わし、こどもたちも「おいしいね」と言い合いながらおかわりをする姿が印象的でした。外で食べるだけで、同じ料理でも格別の味わいになります。

食後には、お母さん方が率先して片付けを手伝ってくださり、みんなで協力して鍋や道具を元の場所に戻していきました。午後になると、大人は焚き火を囲んでおしゃべりを楽しみ、こどもたちはリーダーと走り回ったり、落ち葉を集めて遊んだりして、思い思いの時間を過ごしました。少しずつ風が冷たくなる中でも、場のあちこちで楽しそうな気配が続いていました。

寒くなると外に出るのが少し億劫になりますが、外の空気の中で過ごす時間は気持ちをリラックスしてくれたり、元気にしてくれたりします。これからも季節の変化を感じながら、自然の中でたくさん遊びましょう。

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