2023-03-05

マンスリー／森のようちえん３月のご報告

活動報告

　令和４年度、最後の森のようちえん。

　寒い冬も終わり、春の暖かさを感じる一日となりました。今年度最後の活動だったので、今回は一時間延長して、遊んだ後は、お昼ごはんも一緒に食べました。今回参加してくださったのは７家族。６月にマンスリー／森のようちえんが始まってから今までの間で、毎月または何回か来てくださっている方がほとんどでした。

　みんなが集まって、朝の挨拶をした後は、早速森遊びをしました。先月遊んだ場所に行き、焚き火のための木を集めたり、階段のない斜面を登ったり、鬼ごっこをしたりと自然の家で遊ぶことに慣れてきた子どもたちは、自分達で遊びを広げていくことができるようになりました。お友達のしていることにも興味を持って「私もやりたい！」と言って仲間に入ったり、言葉を交わすことなく自然の流れで一緒に遊んだり。

最初はお互いに緊張していた子どもたちも月を追うごとに顔見知りになり、名前を呼び合い、次第にお友達になっていきました。子ども同士で関わりあう姿を見て、保護者の方も優しい眼差しで見守ってくださっていました。森のようちえんでは、保護者の関わり方も大切な要素です。何回か参加されている保護者の、子どもたちへの関わり方も、随分慣れてきたように感じます。

　たくさん遊んだ後は、皆が集めた枝に火をつけて、焚き火をしました。薪ストーブに付けた火は、お昼ごはんの豚汁を温めることに使い、バーベキューコンロに付けた火は、デザートのマシュマロを焼くのに使いました。皆で食べる外でのお昼ごはんは最高です。子どもたちの遊びの経験が、単に遊びとしてだけでなく、「食べる」という形で自分達を満たすものに繋がる、という素敵な体験をすることができました。