「主催:マンスリーファミリーネイチャーゲーム」4月のご報告
【活動報告】
4月テーマ:いのちを感じよう! ~いのちの形,色,音はどんなだろう?~
令和5年度最初のネイチャーゲームは、春爛漫の日に「いのちのかがやき」を感じたいと思いました。朝から青空が広がり,お日様の光で葉っぱの緑がキラキラ輝き,気持ちのいい天気でした。
参加者は10家族28名と人数が多かったこともうれしいし,ネイチャーゲーム初体験の人が多く申し込んでくださったことに感謝です。
最初にクラフト棟で,ネイチャーゲームについてや今日のテーマなどを話してから,つどいの広場へ移動しました。かっちゃんから,くすのきの木陰で「目をつぶって,木陰からゆっくり出てみて。」と言われ,やってみると,陰と日向のちがいを全身で感じて,お日様の暖かさを実感することができました。手のひらをお日様にかざすと,とてもあたたかかったです。感じることの例を分かってから,ゲームがスタートしました。
最初もアクティビティは、「ジャンケン落ち葉集め」です。ジャンケンで勝ったら,ちがう種類の落ち葉を拾っていきます。集まった落ち葉の種類分けをすると,たくさんの種類の落ち葉がありました。また,同じ木の落ち葉でも色や大きさもそろっていないこともわかりました。この落ち葉はどうなっていくのかを考え,落ち葉がいろいろな命のもとになることを教えてもらいました。
続いて,「フィールドビンゴ」をしました。今回は「春の生き物探し」ビンゴです。見ることが中心でしたが,なかなか手強いものもあり,家族で,つどいの広場周辺をあちこち探しまわりました。途中に,カエルが出てきたり,毛虫がぶらさがってきたりといろいろないのちにふれることができたようです。難しかったのは「トカゲ」でした。カナヘビが見つかるかと思っていましたが,出てこなかったようです。全部見つけられなくてもいいのがこのゲームのよさです。見つかるかなとわくわくしながら探すことが楽しみなのです。
ビンゴの次は,「フィールドパターン」を行いました。自然の中にある形に注目し,決まった形があるのかを見つけていきました。難しいと思いましたが,うずまき状も放射状や蛇行も子どもたちの楽しい発想で,たくさんクリアができていました。自然の物の形には何か生きていくためのパターンがあるのかもしりませね。
次は,今日のメインの活動で,森の色合わせです。それも緑色に限定しての色合わせにチャレンジしました。緑12色の色紙を自分の好みで貼ってから,色合わせスタートです。さまざまな色の葉っぱとにらめっこしながら楽しんでいました。なかなかピタッと合う色が見つかりませんが,その分,見つかったときにはうれしさが倍増します。「わかくさ色」「ねこやなぎ色」「オリーブ色」「ピーグリーン」など,緑の12色の多さにも驚きましたが,それにも合わないくらいの緑色が自然の中にあふれていることにもびっくりしました。植物にとって,いのちの色である緑にたくさんふれて,目にも優しい活動になりました。
今日でたくさんのいのちにふれることができたのではないかと思います。最後に,「旬をいただこう」ということで,真っ赤なイチゴをほおばり、イチゴのいのちをいただいました。甘酸っぱい香りが漂い,笑顔いっぱいで終わることができました。
今日のアクティビティは、「じゃんけん落ち葉集め」「フィールドビンゴ」「フィールドパターン」「森の色合わせ」の4種類でした。ネイチャーゲームは160種類以上のアクティビティがあります。今年一年で、何種類のゲームが体験できるでしょうか?今年度のファミリーネイチャーゲームは,季節に応じた自然と向き合い,さまざまなアクティビティを体験し、感性豊かになる心地よい活動を行っていきます。由加の森でお会いすることを楽しみにしています。