人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2024-05-29

【報告】主催:ファミリーネイチャーゲーム(5月)

暦は「小満」となり、生き物が生き生きと活動する時期となりました。森では夏鳥のキビタキが美しい声でさえずっていたり、さまざまな鳥が子育てをがんばっていたりします。そんな鳥を探したり、声を聴いたり、他の動物の存在を感じたりしようと今回のネイチャーゲームを行いました。
 天気は五月晴れ。5家族13名の参加者の皆様と爽やかな風を感じながら森で過ごしました。
 はじめに自然の家で見られる野鳥について話を聞いてから、バードウォッチングに出発です。しかし、野鳥の姿はなかなか確認できませんでした。それでも、エナガの巣を見たり、たくさんの声を聴いたりできました。
 ネイチャーゲームでは、まずフィールドビンゴをして、森や広場を歩き回り、五感で自然を感じる活動を行いました。

その後は、「コウモリとガ」というゲームで自然界での『食う食われる』の関係を学びました。   次には「サウンドマップ」というゲームで、音の地図を描くことをしました。どちらも音に集中しないと楽しめないゲームです。参加してくださったみなさんが、どちらのゲームも集中していて、感動的でした。音の地図づくりは、小鳥たちがたくさん飛び回り鳴いていたので、さまざまな音の模様になって、皆さんの感性にびっくりでした。
 

続いては、静かな雰囲気の中、絵本「そらまめくんのベッド」を読んでもらってから、本物のそらまめの収穫体験をしました。大きなそらまめくんがとれて、みんな大満足。そして、最後の「旬を食べよう」のコーナーでは、クワの実ジャムをクラッカーにつけて、初夏の味を楽しみました。
甘酸っぱくておいしくて、これまた大満足でした。このように、ネイチャーゲームは、季節感を感じたり、動植物を身近に感じたりして、感性を拓き、非認知能力を育んでいきます。          

来月はどんな自然が待っているでしょう。皆様のご参加をお待ちしています。

関連記事