人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2025-05-07

【報告】主催:マンスリー ファミリーネイチャーゲーム(4月)

暦は「穀雨」。芽吹きの季節から、一気に木々たちは葉を広げ、さまざまな緑色が鮮やかになりました。まさしく「山笑う」季節です。虫たちも現れ始め、小鳥たちもさえずり、飛び交っている中、今年度初めのネイチャーゲームを行いました。

今回は、由加の森の野鳥たちを観察しながら、春の生き物をさがしたり、いのちを感じたりしました。初めての参加の方も含めて、10家族35名ものご家族が集まってくださいました。

最初に、由加の森で今見られる野鳥について、そして双眼鏡の使い方について、かっちゃんに教わり、バードウォッチングスタートです。空を見上げ、木々を見上げ、そして小鳥の声を頼りに森を散策しました。たくさんの声は聞こえるけれども、なかなか姿が見えなくて、たくさんの鳥を確認できなかったのが残念でした。その中でも、近くまでキビタキが飛んできてくれたラッキーな人もいたようです。今日、姿や声で確認できた鳥は次の通りです。

キビタキ・シジュウカラ・ヤマガラ・メジロ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・キジバト・シロハラ・ツバメ・スズメ・コゲラ・ヒヨドリ (12種)

バードウオッチングの後はネイチャーゲームで、春の生き物探しをしました。フィールドビンゴでは、散策しながら、チョウやアリ、ダンゴムシなどの生き物やいろいろな葉っぱなどを家族で探していきました。野鳥探しで、自然を見る目が鋭くなっているのか、さまざまな物にまで気にとめて探すことができました。

つどいの広場に行ってからは、一人一人が鳥さんになって、えさのイモムシをさがすカモフラージュを行いました。色とりどりのイモムシを探すのも真剣で、自然と同じような色で見えにくいはずのものまでよく見つけました。子どもも大人も探すのも応援するのも笑顔で、とてもいい雰囲気でした。

最後は、クラフト棟に戻って、旬の食べ物である「イチゴ」をほおばりました。甘酸っぱさを味わって4月のネイチャーゲームを終えました。


 今回の活動で、自然の中で生きている「いのち」について、感じることができたように思います。

関連記事