人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2023-05-27

主催:マンスリー/ファミリーネイチャーゲーム   5月のご報告

活動報告

[活動報告]

5月テーマ:森の動物を感じよう! ~バードウオッチングにも挑戦~

 暦は二十四節気で「小満」。あらゆる生命が満ち満ちていく時期のことで、太陽の光を浴び、すべての生き物の成長が著しくなります。

 その季節を感じて、森の動物をさがすネイチャーゲームで楽しみ、森の生き物を感じました。 参加者は8家族30名で人数的には多く、今回もネイチャーゲーム初体験の人が多く申し込んでくださったことに感謝です。

 最初にいろりの家で、「おはしでじゃんけんゲーム」で、みんなの気持ちをほぐしてから、つどいの広場に行き、「動物発見ラリー」に挑戦しました。動物の特徴や生息場所のヒントから、マップを頼りに動物を探しました。本物を探すのかとドキドキしていた人もいたようですが、探してみると、動物のフィギアが置かれてありました。家族で相談しながらその動物を予想して探し回り、見つけたときは思わず笑顔になっていました。見つけても、名前の知らない動物もいましたが、どのファミリーも動物探しに熱中していました。

 続いて,双眼鏡の使い方を教えてもらって、バードウォッチングに挑戦です。まずは、鳴き声を聞いて、いる場所を確認し、目で見てから双眼鏡を使うようにするようにしました。しかし、いざ探そうとすると、鳴き声が聞こえなくなり、なかなか見つけることができませんでした。そのときに、キツツキの「コゲラ」が飛んできて、みんなの目の前の木をのぼりはじめました。「このぼくを見てごらん」と言わんばかりです。見ることができなかった人もいたようですが、小鳥を身近に感じることができました。まとめで、今頃に見られる野鳥の説明をかっちゃんから聞きました。

 次に、「旬をいただこう」コーナーです。今月は、クワの実です。みっちゃんが家からクワの枝を持ってきて見せてくれ、熟れた実を食べてみました。少しすっぱかったですが、子どもたちはみんな食べたようです。そして、そのクワの実をジャムにしたのをビスケットにつけて食べました。みんな、とてもおいしそうに、幸せそうに食べていました。満足したようです。

 最後の活動は、鳥の声や自然の音に耳を傾け、「サウンドマップ」づくりをしました。色鉛筆などを使った、カラーのマップ作りです。この音はどんな色の聞こえるかな、どんな形だろうかなと想像しながら、10分間ほど静かな時間を過ごしました。とても静かに、集中してマップのお絵かきをし、じっくりと自然に向き合える活動になったように思います。できたマップはどれもすてきで、小鳥の声がいきいきと描かれていました。

 今日のネイチャーゲームとしてのアクティビティは、「動物発見ラリー」と「サウンドマップ」の2種類だけでしたが、たっぷりと人や自然とふれあう活動ができました。さまざまな感覚で自然を楽しむことができた「小満」の一日でした。

 今年度のファミリーネイチャーゲームは,季節に応じた自然と向き合い,さまざまなアクティビティを体験し、感性豊かになる心地よい活動を行っていきます。来月も由加の森でお会いすることを楽しみにしています。

報告書はこちらから↓

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倉敷市自然の家事務所(086-477-5010)まで

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