【報告】主催:マンスリー ファミリーネイチャーゲーム(3月)

活動報告<開催日:3月22日(土)>
暦は「春分」。一気に春が来ました。やわらかな日差しとあたたかな風が春を運んでくれました。自然の家のサクランボの花が満開で、みなさんを迎えてくれたようです。
今回で、今年度最後のネイチャーゲームの日です。参加者は4家族13名。みなさん、ネイチャーゲーム初体験のご家族です。何をするのかちょっとどきどきでしたが、森の中を歩いているうちに、森の雰囲気に慣れ、森の土、木、葉っぱ、木漏れ日や風にふれながら、にっこり笑顔で、いきいきと楽しむ姿が見られ、すてきな体験ができました。お父さんやお母さんも、すっかり森遊びに夢中になったようでした。


まず「木のフィールドビンゴ」で森を歩き回り、じっくり見たり、さわったり、においをかいだり、音を聴いたりして、さまざまな感覚をひらいて、森を全身で感じることができました。
次は、木をじっくり見て、その中から顔を見つけ出しました。そして、目をつけ、木々に命を吹き込みました。いろいろな表情の木が現れ、その木といっぱい話ができた感じです。いっぺんに森が明るくなった気がしました。


木と遊んだ後は、家族でお気に入りの木を探しました。この森での「ファミリーツリー」を探す活動です。幹の太さや枝ぶり、触り心地、登り具合などなど、いろいろな視点で一本の木と出会いました。今度、この森に来た時にはまた会いに来てほしいですね。次に、その木の命と出会うため、聴診器を使って、「木の鼓動」を聴く活動をしました。音がしたかどうかはわかりませんが、木とそっと対話することがすてきなことなんですね。同じ地球に、同じ土の上に生きて、空気を吸っている仲間として意識できるだけで十分です。


最後は、森の中で拾った木や葉をもとに、記念品のクラフトをしました。今日の森の活動を思い出しながらすてきな作品を創ることができました。
これで、今年度の活動が終了です。ファミリーネイチャーゲームなどで、由加の森を楽しんだ人がのべ約400名でした。来年度は、さらに充実していきたいと思います。たくさんのご参加をお待ちしています。




