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2025-10-12

【報告】主催:マンスリー ファミリーネイチャーゲーム(9月)

9月テーマ「秋の虫を探そう!」

暦は「秋分」。ようやく暑さが少し落ち着き、セミの声から秋の鳴く虫の声に移り変わる、小さな秋を感じる中でのファミリーネイチャーゲームの開催となりました。


 今回の参加家族は多く、13家族42名で、思い思いに虫取り網や虫かごを持って集まりました。
 今回は、「秋の虫をさがそう」とトンボを見つけたり、カモフラージュしている鳴く虫をさがしたりして、秋を少しでも感じてもらおうとしました。

 集まって最初にしたことは、「鳴きまね合唱団」というゲーム。鳴く虫の声を聴いて、文字にしてみました。なかなか難しかったのですが、聞こえ方も文字にするのも人それぞれで正解はなく、おもしろかったです。聞こえたように鳴いてみると、鳴く虫が覚えられるような気がしました。聴覚が刺激されましたね。
 続いては、ムシムシフィールドビンゴです。網を持たずに、まずは見つけてみようとビンゴで探しました。たくさんの虫を探すことができ、捕まえるのが楽しみになってきました。

 後半は、虫取りに集中です。夢中になって、飛んでいる虫を追いかけたり、網を振り回したりしている姿はとても頼もしかったです。みんなの広場やさくらの広場、キャンプファイヤー場や友情の池あたりまで、いろいろな場所に行って虫をさがしました。お父さんやお母さんも一緒になって、夢中になっている様子もほのぼのして、とてもいいものでした。虫をさわるのが苦手だった人もつかまえてみようとするようになったのも成長ですね。

活動の途中には、倉敷市出身で現在三重県の博物館の虫博士が来られて、一緒に虫を探してくださったり、話をしてくださったりして、大変参考になりました。最後には、集めた虫を図鑑をもとに種類や名前を調べました。図鑑を見るのも夢中で、集中力がすばらしかったですね。恒例の旬の食べ物はブドウで、シャインマスカットをほおばって、さよならしました。

 今回は、秋の虫取りをすることで秋を感じました。次回は、木々に目を向けて秋を感じたいと思います。

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