人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2025-11-02

【報告】主催:マンスリー ファミリーネイチャーゲーム(10月)

10月のテーマ「どんぐりや落ち葉で遊ぼう!」

暦は「霜降」。数日前に急に気温が低くなり、あっという間に本格的な秋がやってきたようです。そのような中で、秋を楽しみたいと思い、どんどん落ちているどんぐりや色づき始めた葉っぱを拾って、ゲームを行いました。


 参加者が入所される頃には、まとまった雨が降り始め、外で遊べるか不安になりましたが、始める頃には雨も止み、少しずつ晴れ間も出てきて、十分に森の散策ができました。
 最初にどんぐりくんによるどんぐりの種類についての話を聞いてから、森の散策へ出かけました。いろいろな場所で、種類の違うどんぐりが落ちていて、それらを集めました。大人も子どももけっこう夢中で探していて、いい雰囲気でした。その後に集まったどんぐりを自分たちなりに仲間分けをすると、また発見があったようです。


 次には、『ひっこりーのきのみ』という絵本を読んでもらい、そのゲームに挑戦しました。みんなでリスになって、どんぐりの隠し合いをするものです。一生懸命に土をほって、どんぐりを隠したり、隠したはずのどんぐりを見つけようと掘り返したりして、リスと森についての関係を遊びながら楽しく学びました。

後半は、「秋のお宝の葉っぱさがし」です。カードに書かれてある10のリストの葉っぱを探しました。大きい葉っぱ、赤色や黄色、オレンジ色の葉っぱや穴あきの葉っぱなど、さまざまな葉っぱをいっぱい集めてきました。それぞれが自分のお気に入りの葉っぱになったようです。みんなで見せ合うと、色とりどり、形もさまざまできれいな装飾でした。


 最後は、それらの葉っぱを使って、「落ち葉の窓」を作りました。今回は、パンプキンに葉っぱをはって、ハロウィンの飾りにしました。一人一人が工夫をして、楽しい柄のパンプキンができあがりました。できあがりはみんな違って、それぞれがすてきなものでした。ガラスに飾ると、とても美しいハロウィン装飾になりました。葉っぱの色って不思議で、一枚一枚が美しいものだと再認識できました。
 終了後の旬を食べようコーナーは、どんぐりクッキーと梨でした。スタッフのみっちゃんが作った
マテバシイのどんぐり100%のクッキーの出来と味に、感動していました。一人1枚だったのが残念でしたが、どんぐりをおいしく食べられることがよくわかりました。


 今回も、プログラムを通して、まさしく五感で自然を感じるネイチャーゲームとなりました。11月は、秋が深まっている頃なので、さらに秋の美しさを感じ取って、たき火で焼き芋をしてみようかと考えています。

関連記事