人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2022-12-12

12月のファミリーデイキャンプのご報告

【活動報告】 

 12月の活動は、クリスマスにちなんで「クリスマスリース作り」と「クリスマスツリー作り」をメインテーマとして実施しました。寒くなってくる時期でもあり、直前に風邪をひいてお休みをするご家族もありましたが、集まった15家族の皆さんと楽しい1日を過ごしました。

(オープニング&アイスブレイク、そして豚汁作り)

 いろりの家に集まって、ホルモンリーダーの指導でアイスブレイクをしました。アイスブレイクというのは、氷が溶けるように集まったみなさんの緊張を溶かすことを言い、今回は簡単なゲームをしました。

 みなさんに温かい昼食を食べていただこうと、今回は豚汁作りをしました。お家で食べる場合は、野菜の皮を剥いて調理をすることが多いと思います。しかし今、世界で問題になっている廃棄食糧の問題に配慮して、野菜はすべて皮を剥かないで調理することにしました。包丁を使って野菜を切っていきますが、危なくないように保護者のみなさんが手を添えながら調理しました。

家族ごとに決められた量の野菜を切るのではなく、どのくらいの量を切るのかも、それぞれのご家族に判断してもらいました。その結果、得意な人はたくさん、まだ慣れない人は少なく調理することで、どの人も満足しつつ、みんなで1つの料理が完成しました!

 100人分に相当する材料で作った豚汁は、みんなが「美味しい!」と言っておかわりをしたために、なんと残飯が0でした。これには本当にびっくりしました!

(クリスマスリース、クリスマスツリー作り)

 午後からは、家族ごとにリースとツリーの材料を集めてきて、足らないものは自然の家のストックから提供しました。「どれにしようかな?」「これ、あと2つ使おう。」「それ、どこにつける?」と、イメージするリースやツリーを思い描きつつ、親子で相談しながらの共同作業をしていました。

 「親の方が一所懸命になっちゃいますね。」という声もあり、子どもだけでなく大人の方も楽しんでくださっているのがわかりました。中には子どもはどこかに遊びに行き、お父さんだけが机でリース作りをしていた、という微笑ましいファミリーもありました。

 「普段、家ではこうして子どもと2人でじっくり過ごすことはないので、とてもいい機会なんです。」とおっしゃるお母さんもありました。あまり時間を気にせずに、遊びに没頭できる時間というのは、子どもはもちろんの事、大人にとっても貴重で大切な時間なのですね。

 時間一杯まで使ってそれぞれの作品を作ってくださいました。「お家のどこに飾ろうか?」と聞いてみると、「玄関に飾る。」との返事が返ってきました。今頃、皆さんのお家の玄関やリビング、あるいは子ども部屋に飾られているのでしょうね。

<担当者から>

 親子の共通体験ということを大切に、毎月のファミリーデイキャンプをおこなっています。今回もクリスマスを題材に、親子の共通体験を積み重ねました。某CMで「思い出はプライスレス」というコピーが流行ったことがあります。まさにお金には代えられない価値があります。その家族の財産とも言うべき、共通体験を重ねる場を、これからも自然の家で、創り出していただきたいと考えています。またの参加をお待ちしています。

 次は年が明けて1月14日(土)です。 素敵なクリスマスと年末年始をお迎えください。

報告書はこちらから!↓

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倉敷市自然の家事務所(086-477-5010)まで

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