人と出会い 自然と交わり 生きる力の育つところ
2024-06-27

【報告】主催:ファミリーネイチャーゲーム(6月)

前日が「夏至」で,昼の時間が長くなるエネルギッシュな日に,マンスリーネイチャーゲームを行いました。あいにく厚い雲に覆われる天候でしたが,活動には問題がありませんでした。


 参加者は5家族20名でした。今回は,虫とり&ネイチャーゲームで自然を満喫しました。前半は虫とりです。それぞれの子どもたちが,持参の虫とり網でねらいを定めてとっている姿は,たくましかったですね。お父さんやお母さんも途中から参戦して,虫をつかまえている姿にもうれしくなりました。それほどたくさんの虫がいたわけではありませんが,芝生広場,森の中,池のまわりなどさまざまな環境で,虫を探すことはとても楽しかったです。休憩のときに,つかまえた虫を図鑑で名前を調べることもしました。はっきりとした名前が確定できなくて,これは奥が深いと思いました。

ネイチャーゲームの活動の前には,今月の旬をいただきました。今月は「スモモ」です。甘酸っぱい香りと味を味わって,次の活動に移りました。

外に出ようとしたら雨が降り出したので,いろりの家で今日の活動を振り返りながら,「森の設計図」を描くことにしました。これはネイチャーゲームの中でもじっくり取り組む活動の一つです。自分が森をつくるとしたら,を考えて,いろいろな生き物やその生き物が生きていくために必要なもの,森として長くあり続けるための,なくてはならないものを自分なりに想像しながら,森の設計図を描いていきました。小さい子から大人まで,とても静かな時間で,もくもくと森作りをしました。できあがった作品は,どれもストーリーがあって,夢があふれる森になっていました。活動があったからこそ考えられるもので,すばらしい今日のまとめとなりました。
 7月の会は梅雨も明け,蝉が鳴いている頃だと思いますので,蝉のぬけがらの調査とネイチャーゲームで自然を感じようと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。

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